お子様を持つご家庭のママ、パパお疲れ様です。
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)は未だ変わらず世界中で猛威を振るっています。
日本国内においても、収束のめどは一切立たず、2020年4月現在、今後の見通しが立たない状況が続いています。
政府、並びに都府県が打ち出した緊急事態宣言、それ以前から続く外出自粛要請、学校や幼・保育園等の休校で、子を持つ親はずっと頭を抱えています。
「家遊び」というと、工作、料理(お菓子作り含む)、カードゲームなどがあげられますが、それらは言うまでもなく、既にひと通り試しているはず。
他にも、布団を使った遊びや、家キャンプ他、工夫を凝らした家遊びを試みるも、これももうそろそろ限界。
普段なら時間制限を設けている、テレビゲームやYouTubeの視聴など、致し方なく許可しているという親御さんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、お子さんの学習意欲を高めつつ、生活のルーティーンとしても活用できる自由研究をお薦めしたいと思います。
何でもいいから時間つぶしを(切実)
子育て世代なら確実に共感いただけると思いますが、子どもが一日家にいると、単純に、
うるさい(イライラする)
これが本音だと思いますw
インターネットで「家遊び」と検索して出てくるものは、数時間程度で済んでしまうものが多かったり、いざやろうと思うと中途半端に準備が多く地味に面倒だったり、毎日やれと言われるとほぼ不可能。
その上子供が飽きるよりもまず先に、(物理的に)親が付き合いきれなかったり、エンドレスな要望にはさすがに飽きてしまいますよね。
静かにして~、息が詰まる~、ひとりにして~
は、親子どちらも感じていること
そこでおすすめなのが、本来なら夏休みに取り組むはずの「自由研究」です。
こんな時だからこそ自由に学ぶチャンス
自由研究と一口に言っても、何をやらせればいいのかわからないママパパも多いハズ。
ですがよ~く考えてみてください。これまでも子供から「(これ)何?」「何で?」を幾度となく聞いていますよね。
大人では何となく見過ごしてしまうことでも、子どもにとっては「?」なものが身の回りにはたくさんあります。
自由研究だからこそ“自由に”、“好きなテーマで”、興味関心のあることや得意なことを伸ばすチャンスです!
長期で取り組める自由研究がおすすめ
ではどんな自由研究をすればいいのか、もう少し具体的に解説していきます。
自由研究というと、工作、観察、実験など、年齢(学齢)によっても様々なものがありますが、これを機に始める運動や新たな趣味など、知的好奇心を刺激するものなら何でもいいんです。
何にせよ、できるだけ、長期間で取り組めるテーマを探すのがおすすめです。
加えて現在は、不要不急の外出は極力避ける必要があるため、いわずもがな屋内で完結するものが望ましいです。
とはいえ、屋外であっても、そこまで大それたことではなく、自宅の庭で完結できる自由研究も多数あります。
テーマを探すコツ
自由研究は基本的には小学生向けとも思えますが、未就学のお子さんでも何ら問題はありません。
キッカケは何でもいいんです。テレビで見た、インターネットで見た、動画で見た、誰かから聞いた、好きな芸能人が言っていた、などなど興味を持つものやタイミングは子供の数だけ違います。
基本は、
ただこれだけです。
これをより具体的にしていけば、おのずとはっきりとしたテーマになっていきます。
下記サイトはそれぞれ、自由研究のテーマ選びから、進め方やまとめ方、親御さんのサポートの仕方まで網羅されています。
どのサイトもかなりおすすめなので、ぜひご活用ください。
遊ぶだけで終わらないための注意点
とはいえ、一瞬で終わるのでは意味がありません。
しっかりと深堀りして、学習として取り組む以上、調べて記録してまとめることが大切です。
しかし現在は"STAY HOME"、「うちで過ごそう」が合言葉。家にいることが大前提となります。
となると、やはり活用すべきはWebです。
現代はネットですべて完結できる時代なので、調べる必要があることはWebで、何か取り寄せる必要があるなら、ネットショッピングを活用しない手はありません。
もしくは、テーマに沿った本が既にあるということなら本でもいいですし、新聞や電話による問い合わせ等、在宅でも方法はいくつもあります。
せっかく貴重な時間を使うのなら、ただの暇つぶしだけにならないよう、注意したいところです。
準備をさせて心構えを持たせておく
自由研究は遊びの側面もありますが、学びがあってこその立派な学習です。
キッカケはなんにせよ、一度取り組んだら最後までやり遂げましょう。
書籍やインターネットで調べたら、計画的に物事を進められるように、ある程度準備や想定をしておきます。
- どうやって進めていくかの計画づくり
- どんな道具が必要かピックアップ
- 記録方法や結果の予想
ここまで準備しておけば、子どもは嫌でもやり遂げたくなるはず。
また、自主性を持つことで、新しい発見によるさらなる探求心や、何度やってもうまくいかない失敗の経験なども学べます。
飽きっぽい子どもには1日で終わるテーマでもOK
1日で終わる自由研究ももちろん否定はしません。
でもその場合は翌日、翌々日と毎回新たなテーマや内容を探す必要があり、夏休み期間と同様、(今回のコロナのように)長期戦が予想される場合、やや不向きといえます。
ですが長期的な研究の方がいいかと言われれば、そうとも限りません。
飽きっぽい子どもや、まだ継続して何かをすることが難しい子どもには、かえって1日で終わるテーマを扱わせるのもオススメ。
「次はこれをやろう!」とか、「明日はこれね!」など、次回への期待を残しておくと、1日で終わらずに、やる気へとつながります。
家庭内で発表会を開く
また、通常の自由研究と同じように、まとめあげたら最後に発表会まで行うのがおすすめ。
外に遊びに行けない子どもたちはもちろん、テレワークをしていたり、就業時間を削られて、在宅時間が増えたパパママ(保護者)は、平時とは違ったストレスが溜まっています。
外食ですら我慢が強いられている事態なだけに、多くの世帯で家庭内のイベントが激減。しっかりと発表会をすれば、ちょっとしたイベントにもなりますし、きっと忘れられない思い出になるでしょう。
自由研究なので、時間があれば一緒に楽しめばいいですし、子どもの自主性や主体性を伸ばす訓練になるはずです!
- 一緒に学んで参加
- 本人に任せつつ陰からサポート
ストレスのため過ぎは親子双方にとってマイナス
事態が事態なだけに、平時であればルールを設けているご家庭でも、緩和しているケースも珍しくありません。
特にゲームや動画視聴は、1日何時間とか決めてる家が多いですよね
個人的にはゲームも得るものはあると思いますし、動画から学ぶことも大いにあるので、全く否定的ではありませんが、限度はあります。
【関連】YouTubeが子供に与える影響|幼児期から動画を見せることは何が問題なのか - IKUJI HACK 4 MEN
今回の新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、「国立成育医療研究センター」が、
ストレスによって、子どもたちにどのような反応が出てくるのか、大人がどう子どもたちと向き合い、どのような距離を取ればいいのか
について、リーフレットにまとめてくれています。
ストレス過多になっているなと少しでも感じているパパママは、ぜひ一度お子さんとチェックしてくださいね。