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入学早々登校拒否?!親が出来ること・対処方法【我が家の場合】

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入学早々登校拒否?!親が出来ること・対処方法【我が家の場合】

入学式を無事に終え、元気に登校すること1週間。

子どもの順応性に驚くばかりで、新天地でもこの調子なら大丈夫と思っていた矢先の出来事です。

ある月曜の朝、登校の準備中に「おなかが痛い」と娘が訴えてきました。

その日だけでなく連日同じように訴えかけてきます。

こういった場合、あなたならどうしますか。

今回は我が家で実際に行った(乗り切った)「登校班での登校を拒否した場合の対処法」を紹介します。

 

登校拒否の子供に対し親が出来ること

最初に断っておきますが、今回はいじめや鬱、それらに付随するような登校拒否ではありません。

また性格は十人十色。

お子さんの性格や家庭環境、その他複合的なことが絡み合うため、恐らく正解はないであろうことも付け加えておきます。

とはいえ、親心としてはなぜそうなったのかという原因ははっきりさせておきたいところ。

ただ実際原因を見つけたとしても、自身で乗り越えていくしかなく、親が出来ることといえば、出来る限りのサポートをしつつ、焦らずじっくり見守ることぐらいだと思います。

子どもの気持ちに寄り添い話し合った上で、何ができる(する・しない)のか判断することが何より大事だと思います。

 

登校拒否からの経緯

今回娘が陥った内容を時系列で紹介していきます。

 

  1. 月曜の朝支度中(投稿前)に突然「学校へ行きたくない」と訴える
  2. 翌日の朝も泣いて登校拒否
  3. その翌日頑張る意思が見られたのでそのまま登校する
  4. 学校からの連絡帳にて学校に着いたと同時に泣いたと知る
  5. 翌日腹痛を訴えたものの学校へ行く意思は見られたため車で送る
  6. その翌日も腹痛を訴え登校班を拒否

といった具合で、結局この1週間車で送迎といった形でした。

 

 

登校拒否の考えうる原因

今回考えられる要因は、いくつか考えられます。

 

  1. 引越し・入学と環境が一変した
  2. 新天地に来たと同時に習い事をいくつか始めた
  3. 完全にアウェイで友達がまだいない
  4. お友達とのケンカ(いざこざ)
  5. 児童数が少ない
  6. 乳児(第2子)をかまいがち

など多岐にわたります。

我が家というか私自身のスタンスは、

  • 無理していく必要はない

というのが大前提としてあります。

それを踏まえたうえで、普段から会話をなるべくするようにしていますが、今回は傾聴に重きを置き、出来る限り自発性に任せることにしました。

 

原因は複合的で特定は困難

学校からの連絡帳や子供からの発言内容を、何日かかけて少しずつ状況をすり合わせていったところ、やはり特定するのは難しいと判断しました。

ですが深堀していくと(問い詰めたわけではない)、理由のひとつにどうやらお友達に「もう○○ちゃんとは遊ばない!」と言われてしまった経緯が見えてきました。

同じ登校班で一番仲良くしたい(一番最初に知り合った新天地の友達)に、そう一蹴されてしまったことが、精神的ダメージになったのもひとつの要因のようです。

子どもの心の中を隅々までのぞけるわけではないので、もしかしたら別の理由かもしれません。

とはいえ慕っている人物から拒絶されれば、凹むのは当然です。

少なくとも、親が思っている以上に様々なストレスを抱えていたことは確かです。

 

 

出来る限り自主性に任せる

子どもの自主性に任せる

当初は(1年生でも)「みんな出来てるのに…」とか「こんなことを言っているのは○○(娘)だけ…」、結局のところ「ただの甘え」ではないか、といったことも頭をよぎりました。

しかし子供だろうが大人だろが、これまでと全く違う環境に身を投じるともなれば、少なからずストレスを感じるのは当然です。

また繊細であればあるほど、“変化”には敏感にもなるし、適応に時間を要します。

結論、

  • 出来る限り自主性に任せる

ようにしましたが、今回こういった状況になったことで、家族会議を開く(大それたものではなく気兼ねなく話し合える環境づくり‐「ひとりで抱え込まずに皆で解決していこうね」というスタンスを伝える)いい機会になりました。

 

子どもと妥協案を模索

先述の通り親からは「なんとしてでも行け」とは決して言わず、出来る限り傾聴。

本人に聞いてみると「学校は楽しいし行きたい」とのことでした。

そのため、

  • 気持ち良く学校に行くにはどうしたらいいか

を徹底的に話し合いました。

 

基本的には子供の意見を尊重する

すると娘が「登校班で行くのが疲れる(嫌だ)」という声が上がりました。

嫌だと思う理由を紐解いていくと、

  • 精神的
  • 肉体的

どちらもあるようでした。

傍から見ると、上級生も低学年の面倒をよく見てくれ、それなりに適応しているように見えていましたが、前述のお友達が一緒の登校班というのがネックになっていたようです。

加えて、月曜や金曜など持ち物が多いと物理(体力)的にキツイとのこと(早生まれで他の子に比べ体が小さいため)。

 

途中まで送迎

「なんとしてでも行け」とは思わないものの、「嫌だから行かない」では、ただ単に嫌なことから逃げているだけです。

そこで先生とも話し合い、途中まで(ほぼ学校の前ですが)送迎することにしました。

 

子どもは日々成長する

つい先日、参観会に参加して新たな一面に気づかされたことがあります。

  • 子どもの成長、適応力はすごい

因みに家庭内ではお調子者でふざけてばかり。一方外ではシャイで引っ込み思案、対面するとモジモジするタイプです。

それが学校内では背筋がピンと伸びびっくりするぐらい真面目で、先生からも他の生徒のお手本となるぐらい優等生とのことでした。

真面目過ぎるのが少し心配ですが、頑張っている姿勢に親ばかですが感動しました。

これほど頑張って新しい環境に順応しようと努力しているんだから、親があれこれ悩む必要はないのかもとも思いました。

 

まとめ

今回こうした事態に陥って改めて感じましたが、できることは案外少ないかもしれません。

自分自身を振り返っても、何か問題が起きたとき親に相談するのはかなりハードルが高かったように思います。

どちらかというと筆者の両親は支配するタイプの毒親気質だったので、余計に相談しづらかったというのもありますが、子どもは親を心配させまいと動くものです。

自分自身が出来なかったからこそ、何でも話せる環境づくりがいかに大切か思い知らされました。

 

その後

その後も子供はもちろん、学校とも何度か話し合い、送迎は続けつつ途中から登校班に加わるスタイルで毎日元気に登校しています。

本人も「2年生になったらみんなと同じように通う!」と張り切っています(実際その時になったらどうなるかわかりませんが…)。

この間、学校内での小競り合いや仲間外れなど細かい事案は発生していますが、都度話し合い(必要であれば相手側の親御さんとも話し合ったり)、一緒にいい方向へ進めるようにしています。

まだ低学年ということもあり、今後のことはわかりません。

過干渉になりすぎないよう注意しつつ、親も一緒に成長していければと思います。