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子供の成長とYouTubeの影響:視聴時間や興味の変化について

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子供の成長とYouTubeの影響:視聴時間や興味の変化について

以前挙げた子供のYouTube問題。

ikujihack.hatenablog.com

今後も経過報告はしていく予定ですが、以前の記事を投稿してから早約4年が経過しています。

我が家のスタンスは現在も同じです。

ではなぜ今回本記事執筆に至ったのかといえば、小学生に成長したとともに、視聴するコンテンツ、視聴時間にも変化が表れてきました。

というわけで現在の状況を踏まえつつ、対応の変化などについて詳しく解説していきます。

 

成長と共に生じた変化

我が家も様々なことを懸念していたものの、冒頭にあげた通り、

  • 視聴時間
  • 視聴コンテンツ

は明らかに変わっています。

我が家の場合、視聴時間が1.5倍、視聴コンテンツはやや大人向けに変化しています。

良くも悪くも成長と割り切りつつも、その理由について考察していきます。

 

生活リズムの変化

小学生になると生活は一変し、起床時間就寝時間はもとより、登校下校帰宅、宿題の有無や校外活動など、生活リズムが一変します。

低学年のうちは帰宅時間に変化がない場合もあるとは思いますが、現在は共働き家庭も多く、学童を利用する家庭も少なくありません。

それに伴い、これまでの“時間”で行動することができなくなるのは必然とも言えます。

宿題や習い事などが増え、限られた時間の中で視聴時間を捻出する必要があるため、視聴時は特に以前よりも没頭しているように感じます。

 

興味の変化

先の生活リズムに付随しますが、成長と共に交友関係や校外活動など人間関係も変化していきます。

子供にとって1日の大半を占める学校という小さなコミュニティが全てといっても過言ではありません(もちろん家庭も含まれますが)。

幼稚園、保育園では親が付き添って遊ぶことがほとんどだったのが子供同士で遊ぶことが増えていきます。

その中で繰り広げられる交友関係(校内)での話題や興味が優先されるのは至極当然です。

家庭内においては出来るだけ以前と同じような環境を与えているつもりですが、我が家の場合引っ越しもしているので、根本的な生活環境からがらりと変わっています。

単に成長と共に興味が変化した部分もありますが、交友関係の影響も大いにあると思います。

 

 

YouTubeによって悪影響があったのか

YouTubeによって悪影響があったのか

本記事で恐らく一番気になるのがここ(YouTubeによる悪影響)だと思います。

現時点では、

  • あるといえばあるしないといえばない

というあいまいな回答になってしまいます。

現時点で感じる影響を一親としてもう少し詳しく解説していきます。

 

身体的影響

特に制限なくYouTubeに触れた生活で5年以上経過しましたが、現時点では学力、体力、視力、聴力など、どれをとっても何ら悪い影響は出ていません。

つまり、結論から言えば問題なし。

但し我が家の場合、私自身元々テレビをほとんど見ていなかったこともあり、NHKを早々に解約しています(解約して7~8年経ちます)。

それに伴いアンテナはもちろんのこと、受信可能な放送機器もない(全て処分した)ため、民法含めいわゆるテレビの視聴が不可という環境です。

ごくたまにネット経由で(妻が)民法をオンデマンド視聴することはありますが、テレビに代わってYouTubeやVODを視聴しています。

そのおかげか、子供も好きな時に好きなものを観られるとわかっているので、かじりついてみるようなことは決してありません。

あくまでも結果論ではあるものの、YouTubeを見せるか見せないかという観点から言うと、テレビの代替となっていることに加え、制限をかけてこなかったことが功を奏しているといえるのかもしれません。

 

精神的影響

先述の通り現在は子供の年齢も上がり、興味が変化しています。

それによって、大人から見ると悪影響のありそうなコンテンツも好んで見るようになりました。

例えば明らかに言葉使いが汚かったり、やや暴力的、下品でくだらないといった類のコンテンツです。

更に付け加えると長編のコンテンツは飽きるようで、テンポの速いショート動画の方が好んで見ている傾向にあります。

結果精神がゆがむようなことはないものの、言葉遣いが汚くなったり、価値観や常識をそれらから学んでいるように感じます。

ただ我々の時代でも(テレビ経由などで)当然あったことで、気づいたときに注意(口で説明)すればいいだけです。

悪影響と感じるかどうかは親御さん次第とも言い換えられますが、テレビばかり見る子供やテレビゲームばかりする子供に対し、悪影響だから一切与えないという家庭はごく少数ではないでしょうか。

大人からするとしょうもないコンテンツも子供にとっては大事なコミュニケーションツールになったり、今までなかった価値観や興味を作るきっかけになったりします。

実際私自身親の目を盗んでゲームばかりしていましたし、テレビから学んだことは多々あります。

同様の経験や似たような経験がある方は少なからずいるはずです。

またコンテンツによっては100%悪どころか教養になるものも多々あるのは事実。

YouTube側もかなり規制を強めているので、特段心配することはないと思います。

 

 

ペアレンタルコントロールの是非

現在はスマホでもタブレットでもパソコンでもテレビでも、Switchのようなコンシューマーゲームデバイスでも、アプリを入れればYouTubeの視聴が可能です。

と同時に際限なく観てしまう子供に対し、ペアレンタルコントロール機能を使っている保護者も多いと思います。

ただ個人的にはペアレンタルコントロールはあまり意味がないと感じます。

聞き分けが良い子どもや、低学年時には一定の意味はあるため、意味がないというと語弊がありますが、子どもでも親でもコントロールされたくないと思うのは当たり前の感情ではないでしょうか。

自分自身がそうだったように、子どもは親の目を盗んで様々な方法を見つける(いずれペアレンタルコントロールなどかいくぐっていく)ものです。

以前の投稿とやや重複しますが、子どもには子供の世界があり、親の思い通りになるものではありません。

 

 

まとめ

現状、YouTubeがテレビにとって代わっただけともいえるので、悪影響はでていません。

とはいえ1点伝えておきたいのは、巷で言われているスマホによる影響:ストレートネック、斜視といった医学的な影響についての精密検査をしているわけではないため、もしかしたら今後徐々に何かしら出てくるのかもしれません。

ですがこれからも我が家は制限をかけるつもりはありません。

なんでも“過ぎ”は良くないので、“過ぎ”になりすぎないように注視していきます。