これからの時代、日本人も英語は使えて当たり前の時代です。
小学校5年生から英語は必修となり、ほんの10数年前と比べて英語教育がすっかり浸透してきていることと思います。
「学研のあそびながらよくわかる えいごタブレット」のレビュー、ならびに評価や感想を述べていきます!
書店でもこのての“ボタンを押して音が出る”ものはたくさんあますが、“フォニックス”となるとやや選択肢が減るかもしれません。学研(ステイフル)クオリティだからこそ安心して使えるのが魅力です。
学研のあそびながらよくわかる えいごタブレット 実機レビュー
レビューの前に少しだけ現在の英語教育についておさらいしておきます。
2008年より小学生(5,6年生)の英語教育が始まり、早いところでは2018年より小学校3年生からの必修化、2020年完全実施されていきます。
そんな英語学習ですが、日本人の国民性や学習内容のせいもあり、まだまだ実用英会話とは程遠いのが現状です。
本製品は、遊びながら英語に触れられるとともに、フォニックスという、英語の文字と音を結びつけるルールなども学べます。
こうった知育玩具を使ったからといって、英語を話せるようになるかといえば絶対に不可能です。
でもこういったもので、“英語に興味を持つとっかかり”となるはずです。
もっと英語にふれる機会を増やそう
必修科目となる英語は、低学年(3,4年生)ではスピーキングやヒアリング(リスニング)がメインとのことですが、どれだけ学習要項が増えても諸外国の人たちが操る第二外国語のレベルに比べ、日本人の語学力レベルが低いのは言うまでもありません。
とはいえ、ラテン語圏含めインド・ヨーロッパ祖語の人々は母国語でアルファベットを使用します。そのため、上達スピードが早いのもまた事実。
何が違うのかといえば、“(話したり実用的に使う)機会が少なすぎる”と個人的には思っていて、とにかく英語に触れる機会を増やすべきだと思っています。
小さい頃から始める(触れる機会を増やす)に越したことはありません。
著者は2年近く渡英していた経歴があり、少なくとも日本国内にいる一般の方よりは英語でのコミュニケーションを取れると自負しています。
海外に行って僕が一番感じたのは、“日本人は文法を(比較的)理解しているし、単語のボキャブラリーはあるのに喋らなすぎている”問題です。
以前もどこかで書いたんですが、日本人はあらかじめ必須科目として英語をずっと勉強してきています。
にも関わらず(シャイという国民性も相まって)言っていることはわかる(単語は聞き取れる)のに、ビビって話せ(さ)ない人が多いんです。
ではどうすればいいのかといえば、(文法や単語をある程度理解した上で)話しまくる(声に出して練習する)に尽きると思います。
僕が渡英中に会ってきた小中高と一切英語の勉強をしてきていない英語圏以外の友人たちは、文法が間違っていようがとにかく喋ります。それでコミュニケーションは十分取れますし、上達スピードも圧倒的に早いです。
幼児期等にその機会を与えることができるのは親だけですからね。
今回ご紹介している知育玩具より、一歩上の本格的な英語を習得したい方にオススメなのが、学研初のオンライン英会話ブランド「kirmini」。
英語の学習方法がわからない方でも、システムに沿って学習すればオーケー!オンライン英会話業界ではすくない「コース」として学べます。
- スマホやタブレットで気軽にできる
- 学習方法を任せられる
- 好きな時間にレッスンできる
英語は勉強と思わない方が伸びる気がします。日本語を覚える(話す)のに勉強してなくても喋れていますよね。まさにそういうことです。
スペック紹介
学研のあそびながらよくわかる えいごタブレット スペック | |
材質 | 本体:ABS 液晶パネル:ガラス 盤面:紙(PPコート) |
対象年齢 | 2歳以上 |
生産国 | 中国 |
寸法 | W215xH277xD25mm |
製品の特徴・概要
“えいご”だけではなく、「学研のあそびながらよくわかる」シリーズには、“あいうえお版”や“さんすう版”があります。
こういったタブレット(音の出るおもちゃ)は実際1,000円前後で売っていますし、キャラクター物でも数多くあります。
ですが前述の通り、本製品はフォニックス(発音と文字の関係性を学ぶ音声学習法)が用いれられてません。
音がどう成り立っているのか、日本語では何というのかなども学べます。
また、キャラクターものは無駄に割高な上に、そのキャラクターが好きなだけというパターンになりがちですよね(うちの子がしまじろう大好きなのでw)。
そして、イラスト付き英会話(ちょっとした挨拶文)やアルファベット・英単語・英会話のヒアリング問題なども収録されています。
液晶も付いていたり、タブレット形状で現代の子供には楽しく学べるアイテムです!
- フォニックスやネイティブの声で学べる
- 成長に応じた「もんだいモード」収録
- 日本語切り替え機能付
- 液晶の必要性がない
- ABCの歌が"lmnop(エレメノピー)"ではない
曲数は決して多くないので音楽を聴いて楽しむには不向きです。絵で覚えてしまうことも懸念されますが、これに関しては他社製でも同じことかと思います。
外観・パッケージ
パッケージにも“きっかけを”と記載されていますね。ここからもしかしたらグローバル人材が育つかも?!
パッケージ裏面にも商品説明が掲載。
シリーズ全てですが、(一応)監修付きの商品です。
次はパッケージ内容です。
【パッケージ内容】
・1 * えいごタブレット本体
・1 * おけいこノート
・1 * 取扱説明書
取説に加えて、「おけいこノート」というアルファベット学習帳も付属しています。
未就学のお子さんだけでなく、アルファベットがわからない小学校低学年のお子さんにも良さそうな練習帳です。
使用感
別途単三乾電池2本必要です。
音量調節は可能なのでうるさすぎるときは下げれば問題はなさそうです。
ただ、最大音量はかなりうるさいのでご注意を。
液晶は正直なくてもよかったかなという感想ですが、読み上げた文章や単語は表示してくれます。
ショップ内にもわかりやすい商品説明用の動画がありましたが、簡易動画を作っておきました。
音を聴いている限りアメリカンイングリッシュでしょうか。ブリティッシュイングリッシュをお望みの方はやめた方がいいかもしれないですね。
印象としては楽みながら英語に触れられるといった印象の商品です。タブレットサイズなので子供は手に取りやすいちょうどいい大きさに設計されています。
気になった点・注意したい点
Amazonのレビューにも記載されてたんですが、ABCの歌(Alphabet song)が"h-i-j-k-lmnop"ではなく、"h-i-j-k-l-m-n"な点です。
現在はYouTubeなどで英語圏のABCの歌は、いつでも視聴できますが、ネイティブ寄せにするなら徹底して欲しかったですね。
そして、もう一つ苦言を呈すと、液晶はなくてもいいレベルです。値段相応といった感じです。
ボタンを押して音が出るおもちゃとして子供は楽しめます。加えて吸収力のある柔軟な時期に耳慣れするためにもGood!
学研のあそびながらよくわかる えいごタブレット 総評
ちなみに、付属の「おけいこノート」は別途購入が可能です。
おけいこノートはひらがなが読めないと難しいと思いますが、本製品の対象年齢は2歳以上となっています。
ですが1歳ちょっとの我が子でもポチポチとボタンを押して楽しんでます。お手頃価格なのも魅力ですね。
実は、本タイプのものを何冊も持ってるんですが、角を全て食べられていますw
「えいごタブレット」は読んで字のごとくタブレット形状なので、その心配がありません。
本を食べてしまって困っている親御さんにもおすすめの商品でしたw
【総合評価】 | |
製品名 | 学研のあそびながらよくわかる えいごタブレット |
総合おすすめ度 | [star4] 3.9 |
タブレットやスマホには食いつきがいいからついつい動画を見せてしまいがちですが、見せすぎるのは少し心配ですよね。本当のタブレットはほどほどにしつつ、タブレット型知育玩具で楽しんで勉強してもらうのが理想かもしれません。
あとがき
個人的には、ネイティブのいない英語塾は行くべきではないと思っています。
文法や単語の学習なら独学で十分ですし、リスニングに関してもネットや映画からでも英語学習はできます。
ただ、ベースは絶対に必要です。
苦手意識を持つと上達も遅くなってしまうので、小さい頃からしっかりと触れておきたいですね!
今回ご紹介している知育玩具より一歩上の本格的な英語を習得したい方にオススメなのが、学研初のオンライン英会話ブランド「kirmini」。
英語の学習方法がわからない方でも、システムに沿って学習すればオーケー!オンライン英会話業界ではすくない「コース」として学べます。
子供から大人まで利用可能です!
- スマホやタブレットで気軽にできる
- 学習方法を任せられる
- 好きな時間にレッスンできる