離乳食が始まる頃からの必須アイテム、ベビーチェア。
とはいえ、ベビーチェアと一口に言っても様々な種類があり、用途別に揃える必要があります。
本ページでは、先輩ママ・パパからの口コミや実際の声をベースに、ベビーチェアの種類や選び方の解説、人気のおすすめ商品を紹介します。
ベビーチェアの種類
ベビーチェアは、大きく分けると4種類あります。
- ハイチェア
- ローチェア
- テーブルチェア
- バスチェア
バスチェアを除いて、ベビーチェアは用途別というより“家具に合わせる”のが基本です。
まずはどんな種類があって、どんな家具に合わせればいいのか簡単におさらいしておきます。
決して全て必須というわけではありませんし、別のもので代用できることもありますし、地域のフリマや中古など安く手に入れることもできます
必要に応じて選びましょう!
ハイチェア
ハイチェアは主に、ダイニングテーブルを利用しているご家庭に最適です。
読んで字のごとく、高さがあるので、ママパパと同じ目線で食卓を囲めます。また、製品によっては、足を乗せる台や座面の高さ調節が可能です。成長に応じて変えられるため、長く使えるのも大きなメリットです(大人が乗っても大丈夫なモデルもあります)。
注意点としては、大きさ(高さ)や重量があるため、移動がやや大変な点。そのため、ハイチェアは、一旦設置したら、据え置きでの利用がほとんどです。
ローチェア
ローチェアは、こたつやローテーブルを利用しているご家庭に最適です。
ハイチェアに比べ、重心が低く小さいので、安定感が高く、移動は比較的楽です。また、材質の違いなど、価格はピンキリで、選択肢が比較的多いのも特徴。
ただ、“ベビー”限定の物が多く、乳児期のみの利用となり、長く使えるものはやや少なめです。
テーブルチェア
テーブルチェアは、ダイニングテーブルなど、どちらかというと高さのあるテーブルに取り付けるタイプのベビーチェアです。
場所を選ばず使用できるタイプの椅子で、折りたたみ仕様のモデルもあったりと、持ち運び用にも最適。似たような形状のものを、ファミレス等で見かけたことがあるのではないでしょうか。
注意点は、テーブルに挟むだけの比較的簡単な作りなので、テーブルの厚みの確認と、耐荷重(対象年齢)をしっかり確認することを徹底しましょう!
ここまでが、リビングやダイニングなど、主に“部屋”で使うベビーチェアです
バスチェア
バスチェアは、お風呂で使うタイプのベビーチェアです。
お風呂用と兼用のものもありますが、バスチェアは丸洗いでき、かつ乾きやすい素材等で出来ています。
子供は好奇心旺盛でじっとしていないため、自分が頭を洗っているほんの数分(秒)でさえも、転倒などの危険性があります。そんな入浴時のお助けアイテムです。
バウンサー同様、子供を“ちょい置き”ができるのが最大のメリットですが、置いて放置するのは避けましょう。
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丸洗いできる反面、しっかり乾燥させる必要があったり、子供が嫌がって全く使わなかったなんて声もよく聞くので、必要に応じて適宜選びましょう
ワンオペ時に特に役立つアイテムです
ベビーチェアの選び方
次に選び方のポイント解説です。下記3点に注意して選びましょう。
- どこに設置するのか
- どんな使い方をしたいのか
- どの月齢でいつまで使うのか
それぞれ解説していきます。
どこに設置するのか
どこに設置するかによって、選ぶ椅子が変わってきます。
ほぼ据え置きならハイチェア、移動が多いならローチェアやテーブルチェア、お風呂で使うならバスチェアといったように、使用用途に合わせて選ぶ必要があります。
大人の通路の導線を確保するのは当然のことですが、よちよち歩きの赤ちゃんの邪魔にならないかなど、出来るだけ具体的に設置場所をイメージしましょう。
どんな使い方をしたいのか
“どこに”に付随しますが、使用用途を明確にしましょう。使用用途が明確になれば、ベビーチェアに欲しい機能がおのずとわかります。
テーブルの有無、ベビーガードなどの安全装備、高さ調節機能、携帯性、収納性など、どんな機能を搭載してるか、または必要かをチェックします。
ちょうど家具選びのポイントと似ていますね。
オプションで付けられる追加機能のチェックも忘れずに!
どの月齢からいつまで使うのか
ベビーチェアは、離乳食が始まる6ヶ月ごろから検討するご家庭が多いです。
ですが、
- 首がすわってからすぐに使いたい
- 乳児期を特に重視したい
- 幼児期まで使いたい
など、いつまで利用したいかは家庭によって様々です。
使用時期を明確にしておきましょう。
ハイチェアは比較的座面も大きく、一番高さ調節の融通が利くので、大人まで使えるモデルもあります
厳選版おすすめ人気ベビーチェア(子供椅子)ランキング
本ランキングは、先輩ママ・パパの口コミや、その他外部からの評判を元に、人気製品を5つだけ厳選しています。
ぜひベビーチェア選びのご参考にしてください。
第1位:Happiness ハピネス キコリの小イス
Amazonでベストセラーの本製品。使用可能な月齢は14ヶ月〜4歳頃までと、乳児よりは幼児向けのイスとなります。
カラーバリエーションも豊富で、デザインもかわいく、価格は約2,000円というそのコスパの高さが魅力です。
【おすすめPOINT】
- 強度十分カバ材積層合板を使用
- 男女どちらも使える可愛いデザイン
- 豊富なカラーバリエーション
Happiness キコリのテーブルとセットの利用がおすすめです!
第2位:カトージ(Katoji) キャンピングホルダー
同じく、テーブルチェアのベストセラー製品です。対象年齢は5ヶ月〜と、首すわり前後から利用できます。
脱出しがちなお子さんも、5点ベルトがしっかりホールドし、抜け出し防止に役立ちます。また、折りたためばコンパクトになり、重量はわずか1.7kgなので携帯性も抜群です。
【おすすめPOINT】
- 早い時期から3歳頃まで利用可能
- 簡単着脱剛性も安心
- 軽量コンパクトでポータブル
第3位:STOKKE TRIPP TRAPP チェア トリップトラップ チェア
1972年発表以来、ロングセラーの本製品。価格はそこそこするものの、正規品なら7年間の長期延長保証が可能です。耐重量は最大で85kgにもなり、子供の成長に合わせて設計された一生使えるハイチェアです。
カラバリはもちろん、オプションが豊富なのも魅力の製品です。
【おすすめPOINT】
- 木部は7年間長期延長保証が可能
- 人間工学に基づいた安全改定な正しい姿勢をサポート
- 成長に合わせた充実オプション
第4位:カトージ KATOJI プレミアムベビーチェア
国内ブランドである安心感、製品のクオリティの高さ、そして1万円以下というコスパの高さから、人気の高い製品です。7ヶ月頃から利用可能で、耐荷重は60kgまでと長く使えます。
ダイニングテーブルの天板と、肘掛が干渉しないかあらかじめチェックしておきましょう(肘掛までの高さはFから約690mm)。
【おすすめPOINT】
- 約7,500円のハイコスパ製品
- 安全面に配慮したフロントガードと股ベルト
- 大人まで使えるロングユースデザイン
第5位:バンボ Bumbo ベビーソファ
世界中で人気、赤ちゃん用イスの代名詞とも言われている、南アフリカ発祥のバンボベビーソファ 。
床に設置した際のその安定感と、赤ちゃんを乗せ際のフィット(ホールド)感は、一度使えば世界で愛されている理由がきっとわかるはずです。
対象年齢は、首がすわる頃から14ヶ月ぐらいまでなので、ベビー専用と割り切った使い方となります(その後も無理やり座ったりもしますがw)。
【おすすめPOINT】
- 世界100ヶ国で愛され続けている人気商品
- しっかりしたホールド感とウレタンのソフトな触り心地
- 凹凸が少なく掃除が楽チン
まとめ
他にも俗にいう豆イスといったパイプ椅子などもかなり安く売られています。
選び方で解説した通り、乳児期の大切な時期だからこそ、いいものを使いたいというご家庭もあるでしょうし、2人目3人目ともなれば、そこまでこだわる必要もないと判断するご家庭もあると思います。
ご家庭によって考え方は異なると思いますので、上手なベビーチェア選びをしてみてくださいね!